1日に必要なタンパク質量の目安|体重・目的別の計算方法
「プロテインは飲んでいるけど、そもそも1日にどれくらいのタンパク質が必要なのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。タンパク質は筋肉だけでなく、肌や髪、ホルモンの材料にもなる栄養素です。摂取量が不足すると、トレーニングの効果が出にくくなるだけでなく、ダイエット中の代謝低下にもつながります。この記事では、体重・活動量・目的別のタンパク質摂取量の目安と、無理なく満たすための食事の工夫を紹介します。
タンパク質摂取量の基本的な考え方
タンパク質の必要量は「体重1kgあたり何gか」で計算するのが一般的です。運動をしていない人と、筋トレやダイエットに取り組んでいる人とでは、必要な量が大きく異なります。
| 目的・活動レベル | 体重1kgあたりの目安 | 体重60kgの場合 |
|---|---|---|
| 運動習慣がほとんどない | 0.8〜1.0g | 約48〜60g |
| 週2〜3回の筋トレをしている | 1.2〜1.6g | 約72〜96g |
| 筋肉量を積極的に増やしたい | 1.6〜2.0g | 約96〜120g |
| 減量中(筋肉量を維持したい) | 1.6〜2.2g | 約96〜132g |
減量中はカロリーを抑えながらも、むしろタンパク質量を増やす必要がある点に注意が必要です。摂取エネルギーが減る分、筋肉が分解されやすくなるため、他の栄養素以上にタンパク質を意識して確保する必要があります。
体重・目的別の計算方法
計算はシンプルで、「体重(kg)×目安の係数」で1日の必要量が出ます。
例:体重65kg、週3回筋トレをしていて筋肉量を増やしたい場合 65kg × 1.8g = 約117g
これを3食プラス間食で分散して摂取するのが現実的です。1回の食事で吸収・利用できるタンパク質量には限りがあるため、1食に偏らせず、こまめに分けて摂ることが効率よく活用するポイントになります。
無理なく必要量を満たす食事の工夫
主菜を「手のひらサイズ」で意識する
肉・魚・卵・大豆製品などの主菜を、毎食手のひら1枚分程度を目安に取り入れると、自然と必要量に近づきやすくなります。
プロテインは「不足分を補う道具」として使う
プロテインは食事の代わりではなく、食事だけでは不足しがちな分を補う手段として位置づけると使いやすくなります。特に朝食や間食でタンパク質が不足しやすい方におすすめです。
コンビニ食品も活用する
サラダチキン、ゆで卵、豆腐、ギリシャヨーグルトなど、コンビニで手に入る高タンパク食品を組み合わせるだけでも、1日の摂取量を底上げできます。
タンパク質摂取でありがちな誤解
- 「肉や魚を食べていれば十分」と思い込む:量が足りていないケースは意外と多く、実際に計算してみると想定より少ないことがよくあります。
- 「摂れば摂るほど良い」と考えてしまう:過剰摂取は内臓への負担につながる可能性もあるため、目安量を大きく超える必要はありません。
- 「プロテインだけで置き換える」:食事から摂れるビタミン・ミネラルも体づくりには欠かせないため、プロテインは補助として使うのが基本です。
まとめ
タンパク質の必要量は「体重×目的別の係数」で計算でき、筋トレやダイエットに取り組んでいる場合は、運動習慣のない人よりも多めに摂る必要があります。まずは自分の体重で計算し、現在の食事とのギャップを把握することから始めてみましょう。
自分の目的に合った摂取量や食事の組み立て方に迷う場合は、専門家と一緒に食事内容を見直すことで、より効率的に体づくりを進められます。
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